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半割ベアリング
通称、半割ベアリング(半割り軸受け(split type half bearing))と呼ばれているものにについてコメントします。 円筒形の軸受けを半分に割っておき、必要な軸の位置で2つを合わせて円筒の軸受けを完成させる構造のものを半割り軸受け(split type...
shigeokumata
2024年5月10日読了時間: 1分


オーステンパー処理
オーステンパー処理(Austemper)は、高炭素鋼(C:0.6%~)薄板(t:~2.0mm)製品に、強靭なばね性能を付与する連続熱処理です。 無酸化雰囲気炉内でオーステナイト領域(800℃~900℃程度)まで加熱後、S字ノーズの下方温度域(300℃~450℃程度)に恒温保...
shigeokumata
2024年5月9日読了時間: 1分


力覚センサー
現在、ロボットに触力覚を付与する技術として、力覚センサの活用に注目が集まってきているようです。 力覚センサ(Force sensor)は、さまざまな方向から加わる「力」や回転する力のモーメントである「トルク」を、XYZ方向それぞれの成分に分解し、電気信号に変えて検知する電子...
shigeokumata
2024年5月6日読了時間: 1分


無振動式パーツフィーダ
先日参加した第9回名古屋ものづくりワールド展示会(Manufacturing World 2024 Nagoya 、ポートメッセなごや)で パーツフィーダ(Parts Feeder)が展示されていました。内容的には特に真新しいものはなかったのですが、基本的な自動化の構成要素...
shigeokumata
2024年4月23日読了時間: 3分


BTA加工について
BTA(Boring & Trepanning Association)加工とは、 金属等の対象材料に対し、φ10~φ200の中・大径の高精度な深穴を実現できる切削加工です。穴径に対し、切削の長さが10倍を超える加工を「深穴加工」と呼びますが、BTA加工の特徴は、良好な仕上...
shigeokumata
2024年4月23日読了時間: 2分


SEP処理の特徴
先日参加した第9回名古屋ものづくりワールド展示会(Manufacturing World 2024 Nagoya 、ポートメッセなごや)で確認できた処理技術にSEP処理(Super Etching Polish)というものがあったので、ここで紹介します。...
shigeokumata
2024年4月23日読了時間: 2分


ゴムの切削加工
ゴムの切削加工(rubber cutting processing)は、ゴム製品を作る工程のひとつとして挙げられる手法です。主に切削加工では、旋盤やフライス盤などの機械を活用した方法から、職人の手作業による加工などが存在しており、金型による加工とは異なる特徴があります。...
shigeokumata
2024年4月21日読了時間: 3分


カップリングについて
最近参加した展示会で、カップリングについての紹介が目についたので、今回コメントすることにしました。 カップリング(coupling)は機械の軸と軸を連結し、2軸の取付誤差(ミスアライメント)などを吸収して動力を駆動側から従動側へ正確に伝える機械要素部品 です。...
shigeokumata
2024年4月18日読了時間: 3分


NMB接合の特徴
先日参加した第9回名古屋ものづくりワールド展示会(Manufacturing World 2024 Nagoya 、ポートメッセなごや)で確認できた加工技術にNMB接合(ネツレン Magic Bond)というものがあったので、ここで紹介します。...
shigeokumata
2024年4月17日読了時間: 2分


CFRPの加工法
航空宇宙産業、自動車産業等の発展に貢献し、さらに環境にやさしい社会づくりを目指すための新たな素材となりうるものとして、炭素繊維強化複合材料(CFRP;Carbon Fiber Reinforced plastics)がクローズアップされております。...
shigeokumata
2024年4月12日読了時間: 3分


HALT / HASS 試験
電子・電気部品の開発競争はますます激しくなっており、短期間での製品開発からさらに短い期間での信頼性評価が求められています。その目的に対し、威力を発揮するものとして先回、HAST試験の紹介をしましたが、今回はHALT 試験とHASS 試験についてコメントします。HALT...
shigeokumata
2024年4月5日読了時間: 1分


AI外観検査について
製造業において、様々な加工工程や検査工程がある中、自動化が難しい工程として、外観検査工程があります。自動化が困難な理由としては、外観検査項目は定量的な規格値を決めにくく(製品図面に記載できないため)、良否判定基準が決めれないということがあります。以前から外観検査工程は、多く...
shigeokumata
2024年4月3日読了時間: 3分


スパッタリングについて
工具等のコーティングや、半導体や液晶、光学素子等の機能膜形成に用いられているスパッタリング( sputtering )は、物理的気相成長法(PVD)の一種で、真空中でプラズマを用いて成膜する技術です。 スパッタリングは、その...
shigeokumata
2024年3月13日読了時間: 2分


HAST試験について
電子・電気部品の開発競争はますます激しくなっており、短期間での製品開発からさらに短い期間での信頼性評価が求められています。その目的に対し、威力を発揮するのが、HAST試験(High Accelerated Stress Test)、つまり、高加速寿命試験です。...
shigeokumata
2024年3月7日読了時間: 2分


割り鉸め加工について
割り鉸め(split caulking)は、鉸め加工の一つであり、主に鉸めパンチ先端をテーパー状に加工したパンチで、被鉸め部を広げるような形で塑性変形させ、相手部品と一体化させる鉸めをおこなう加工方法です。 この鉸め方法のメリットとしては、一般の平鉸めと比較し、鉸め部が変形...
shigeokumata
2024年3月6日読了時間: 1分


線形摩擦接合
近年、金属接合の分野において、基本的に加工するためのツールが不要と言われている線形摩擦接合(Linear Friction Welding ; LFW)があります。 LFWは、金属材料同士を接合面で当接させ、その一方を界面に平行に線形に振動させることによって摩擦熱を発生させ...
shigeokumata
2024年3月2日読了時間: 2分


シーム溶接について
高い気密性と防水性が要求される箇所に使われるシーム溶接(Seam Welding)についてコメントします。シーム溶接は「ラップシーム溶接」ともいわれています。 シーム溶接は、溶接材を円板電極で挟み、円板電極を回転させながら通電して、電気抵抗による加熱により溶接材を連続的に接...
shigeokumata
2024年3月2日読了時間: 2分


ステライトについて
ステライト(Stellite)は、コバルトを主成分とし約30%のクロム、4~15%のタングステンなどからなる非鉄合金です。(ステライトという名称は、デロロステライトグループ(DeloroStellite Group)の商標です。)...
shigeokumata
2024年2月29日読了時間: 1分


銅の加工性
近年、EV化の波が押し寄せてきており、その関係で使用される素材として銅の需要が急激に上昇している傾向があります。今回は、この銅の加工性(Copper Processability)について簡単にコメントします。 銅には次のような基本的特徴があります。...
shigeokumata
2024年2月21日読了時間: 4分


樹脂切削加工
樹脂切削加工(resin Cutting)とはプラスチックなどの樹脂製の素材を切削工具を用いて切断したり削ったりする加工方法です。 樹脂切削加工は、型に溶かした樹脂材料を流し入れ、冷やして成形する「射出成形」とは異なり、マシニングセンタや旋盤、フライス加工機などで1つ1つ材...
shigeokumata
2024年2月19日読了時間: 3分
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