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カップリングについて
最近参加した展示会で、カップリングについての紹介が目についたので、今回コメントすることにしました。 カップリング(coupling)は機械の軸と軸を連結し、2軸の取付誤差(ミスアライメント)などを吸収して動力を駆動側から従動側へ正確に伝える機械要素部品 です。...
shigeokumata
2024年4月18日読了時間: 3分


NMB接合の特徴
先日参加した第9回名古屋ものづくりワールド展示会(Manufacturing World 2024 Nagoya 、ポートメッセなごや)で確認できた加工技術にNMB接合(ネツレン Magic Bond)というものがあったので、ここで紹介します。...
shigeokumata
2024年4月17日読了時間: 2分


CFRPの加工法
航空宇宙産業、自動車産業等の発展に貢献し、さらに環境にやさしい社会づくりを目指すための新たな素材となりうるものとして、炭素繊維強化複合材料(CFRP;Carbon Fiber Reinforced plastics)がクローズアップされております。...
shigeokumata
2024年4月12日読了時間: 3分


HALT / HASS 試験
電子・電気部品の開発競争はますます激しくなっており、短期間での製品開発からさらに短い期間での信頼性評価が求められています。その目的に対し、威力を発揮するものとして先回、HAST試験の紹介をしましたが、今回はHALT 試験とHASS 試験についてコメントします。HALT...
shigeokumata
2024年4月5日読了時間: 1分


AI外観検査について
製造業において、様々な加工工程や検査工程がある中、自動化が難しい工程として、外観検査工程があります。自動化が困難な理由としては、外観検査項目は定量的な規格値を決めにくく(製品図面に記載できないため)、良否判定基準が決めれないということがあります。以前から外観検査工程は、多く...
shigeokumata
2024年4月3日読了時間: 3分


スパッタリングについて
工具等のコーティングや、半導体や液晶、光学素子等の機能膜形成に用いられているスパッタリング( sputtering )は、物理的気相成長法(PVD)の一種で、真空中でプラズマを用いて成膜する技術です。 スパッタリングは、その...
shigeokumata
2024年3月13日読了時間: 2分


HAST試験について
電子・電気部品の開発競争はますます激しくなっており、短期間での製品開発からさらに短い期間での信頼性評価が求められています。その目的に対し、威力を発揮するのが、HAST試験(High Accelerated Stress Test)、つまり、高加速寿命試験です。...
shigeokumata
2024年3月7日読了時間: 2分


割り鉸め加工について
割り鉸め(split caulking)は、鉸め加工の一つであり、主に鉸めパンチ先端をテーパー状に加工したパンチで、被鉸め部を広げるような形で塑性変形させ、相手部品と一体化させる鉸めをおこなう加工方法です。 この鉸め方法のメリットとしては、一般の平鉸めと比較し、鉸め部が変形...
shigeokumata
2024年3月6日読了時間: 1分


線形摩擦接合
近年、金属接合の分野において、基本的に加工するためのツールが不要と言われている線形摩擦接合(Linear Friction Welding ; LFW)があります。 LFWは、金属材料同士を接合面で当接させ、その一方を界面に平行に線形に振動させることによって摩擦熱を発生させ...
shigeokumata
2024年3月2日読了時間: 2分


シーム溶接について
高い気密性と防水性が要求される箇所に使われるシーム溶接(Seam Welding)についてコメントします。シーム溶接は「ラップシーム溶接」ともいわれています。 シーム溶接は、溶接材を円板電極で挟み、円板電極を回転させながら通電して、電気抵抗による加熱により溶接材を連続的に接...
shigeokumata
2024年3月2日読了時間: 2分


ステライトについて
ステライト(Stellite)は、コバルトを主成分とし約30%のクロム、4~15%のタングステンなどからなる非鉄合金です。(ステライトという名称は、デロロステライトグループ(DeloroStellite Group)の商標です。)...
shigeokumata
2024年2月29日読了時間: 1分


銅の加工性
近年、EV化の波が押し寄せてきており、その関係で使用される素材として銅の需要が急激に上昇している傾向があります。今回は、この銅の加工性(Copper Processability)について簡単にコメントします。 銅には次のような基本的特徴があります。...
shigeokumata
2024年2月21日読了時間: 4分


樹脂切削加工
樹脂切削加工(resin Cutting)とはプラスチックなどの樹脂製の素材を切削工具を用いて切断したり削ったりする加工方法です。 樹脂切削加工は、型に溶かした樹脂材料を流し入れ、冷やして成形する「射出成形」とは異なり、マシニングセンタや旋盤、フライス加工機などで1つ1つ材...
shigeokumata
2024年2月19日読了時間: 3分


ブローチ加工とは
自動車部品の溝加工や、航空機部品の溝加工などで使われているブローチ加工(Broach Processing)についてコメントします。 ブローチ加工とは、「ブローチ」とよばれる長い工具(総形工具)を使い、加工ワークの表面や内面を削る「除去加工」のひとつであり、断面形状の複雑な...
shigeokumata
2024年2月19日読了時間: 2分


サーボプレスの効果
生産技術が扱う様々な工程、例えば、組立加工(鉸め、圧入等)、成形加工、プレス加工、冷鍛加工、熱間鍛造など、プレス機を使用する加工技術向上の担い手であるサーボプレス(servo Press)についてコメントします。 サーボプレス(servo...
shigeokumata
2024年2月11日読了時間: 2分


連続炉について
今回は、組付け工程などでよく熱処理として使用される連続炉(Continuous Furnace)について簡単にコメントします。組付け工程での熱処理対象工程としては、シール材やポッティング剤の硬化工程などで比較的処理時間の短いものです。(30分~数時間)まず、連続炉に対し、バ...
shigeokumata
2024年2月10日読了時間: 2分


グラビアコート
フィルムラミネーションの一種である有機溶剤を使用するドライラミネーション方式の説明で述べたグラビアコート(Gravure Coat)についてコメントします。 ドライラミネーションは、基材表面に有機溶剤で溶解した接着剤を塗布した後、乾燥装置内で溶剤を蒸発させ、第2基材と熱圧着...
shigeokumata
2024年2月9日読了時間: 2分


双腕ロボットについて
近年、ロボテック等の展示会において目を引くロボットのタイプとして、双腕ロボット(DOUBLE ARM ROBOT)があります。双腕ロボットとは、2本のアームがついている産業ロボットのことをいいます。1つのアームで構成されている単腕ロボットと違い、両腕を上手く利用することで複...
shigeokumata
2024年2月9日読了時間: 2分


平角銅線について
現在、EV化の波が押し寄せている中、平角銅線(Flat Copper Wire)がクローズアップされてきています。先日(2024.01.26)参加したネプコンジャパン2024(東京ビックサイト)においても、多数の企業がこの平角銅線を扱っている(又は、扱おうとしてる)ことがわ...
shigeokumata
2024年1月29日読了時間: 1分


フィルムラミネーション
近年、広く使用されている多層フィルム(多層複合フィルム)は、食品包材などに多く利用されているフィルムであり、PE、PET、ナイロン(PA)などを貼り合わせて(ラミネート)、ガスバリア性(酸素など気体の透過を抑える性質)を付与させることにより、内容物(食品など)の保存期間を延...
shigeokumata
2024年1月24日読了時間: 2分
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