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BTA加工について

 BTA(Boring & Trepanning Association)加工とは、 金属等の対象材料に対し、φ10~φ200の中・大径の高精度な深穴を実現できる切削加工です。穴径に対し、切削の長さが10倍を超える加工を「深穴加工」と呼びますが、BTA加工の特徴は、良好な仕上げ面が得られることになります。


 小径の深穴加工を得意とするガンドリル加工に対し、BTA加工は大径の加工に適しており、対応できる材質も、構造用鋼、ステンレス鋼、プリハードン鋼、軸受鋼(ベア鋼)、工具鋼(炭素・合金・高速度工具鋼等)、耐蝕・耐熱合金など、非常に幅広い対象に対し深穴加工が可能になります。一般的に加工が困難とされるチタン系、アルミニウム系、銅系、樹脂系などに対する加工も、BTA加工では可能になります。



【BTA加工の仕組み】

BTA方式」による深穴加工は、ポンプから高圧で加工物に接した圧力頭(オイルプレッシャーヘッド)に切削油を送り、深く開けられた穴とボーリングバーの隙間から刃先へと達したオイルは、切屑と一緒にボーリングバーへと流れます。切屑と一緒に流れたオイルは、切粉受とマグネットフィルターを通過しタンクへ戻ります。その為、切屑はあけられた深穴の内面に触れず、深穴の内面を傷つけることなく非常に美しい深穴を開けることが可能です。


【BTA加工の特徴】

・深穴加工を高能率で行うことができる加工

・高精度の深穴が得られる加工

・良好な仕上げ面が得られる加工

・中、大径の深穴加工向き(φ10~φ200)


 BTA加工とガンドリル加工の違いは、刃物が異なることです。加工した後の切屑がどこを通って排出されるのかによって変わる為、BTA加工には専用の加工機が必要となります。また、加工穴については、基本的には小径のガンドリル加工、大径のBTAで分類される場合が多いといえます。加工精度については、BTA加工とガンドリル加工には、ほぼ違いがありません。


(参考ブログ)




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