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工程設計DRについて
製品設計の業務の一環として設計図面DRがありますが、生産技術が行う工程設計においても工程設計DR(Process Design DR)という取り組みがあります。 以前、ご紹介した初期流動管理の仕組みの一つとして、生産技術部署が主体となって実施する業務の中に、この工程設計DRが存在します。 工程設計DRには、工程設計1次DR、工程設計2次DR、工程設計3次DRがあり、それぞれ以下のような内容となっています。 ①工程設計1次DR 1次;量産設計段階(量産試作準備)では、発行された量産図面に対し、生産計画(数量・日程)をもとに生産ラインの構築のためのレイアウト検討(ライン環境の設定、構内物流及びライン物流)、新設設備の仕様検討、設備投資審議会の準備等を行いますが、工程設計1次DRとしては、これらがレビュー対象となります。(関係者による検討会を主催し、中心的に推進) ②工程設計2次DR 2次;量産準備段階(量産試作~流動開始)では、ライン流動準備(加工条件設定、工程能力調査、PFMEA等からの管理項目設定→QC工程表の作成)も含めた量産試作活動を
shigeokumata
16 時間前読了時間: 2分


代用管理項目について
QC工程表等の管理項目として、よくこの代用管理項目が使用されることがあります。 今回はこの代用管理項目(Substitute control items)についてコメントします。 品質管理において、この代用管理項目とは、直接測定が困難な場合に、同等または近似の評価として用いる他の品質特性を指します。これらの特性は、要求される品質特性を直接測定するのではなく、代わりに測定される特性であり、品質特性の数値化が可能です。代用特性の例としては、溶接強度を保証するために超音波探傷試験でエコー高さや透過パルス高さの測定結果を用いることなどが挙げられます。 QC工程表で管理項目を決める際に、この代用管理項目を設定するという場面がしばしばあります。特に重要特性として、破壊特性が謳われている場合(溶接強度、はんだ付け強度等)等、全数保証が困難な特性項目の場合は、この代用管理項目の設定により、全数保証に近い保証が可能となり、適切な品質保証体制を確立させるのに威力を発揮します。 代用管理項目は、品質特性間の因果関係を把握し、変化の兆候に対する先手を打つことで不具
shigeokumata
2 日前読了時間: 2分


量産確認のワーク数
量産流動開始前の量産確認のワーク数(Mass Production Workpieces)は常に課題に挙げられる内容です。 量産確認のワーク数は、製造プロセスにおいて重要な要素であり、製品の品質や機能を確保するために必要となります。具体的なワーク数は、製品の特性や生産条件によって異なります。 ワーク数を検討する場合、一般的には以下のような段階(フェーズ)でのワーク数が考えられますが、ここでは④の量産試作(実際の量産ラインでの試作)における内容に焦点をあてて検討することとします。 【各フェーズとは】 ①試作の段階: 試作では、製品の機能や性能を限定して試作し、検証を行います。 ②機能試作: 大量生産を意識した試作品でテストを行い、仕様に沿った性能を発揮できるか確認します。 ③デザイン試作: 市場ニーズや使いやすさに応えるデザインを決定する試作を行います。 ④量産試作 : 量産流動前に、実際の量産ラインに近い条件で試作品を生産し、設計通りの品質や機能が確保できるかを検証します。 これらの試作段階を経て、量産化に成功するためには、各フェ
shigeokumata
2月16日読了時間: 2分


デジタルツインのメリット
デジタルツイン ( Digital Twin ) は、現実空間で取得したデータ・情報を複製して、それらを仮想空間に再現する技術ですが、デジタルツイン を活用する メリット(Benefits of Digital Twin)を述べると下記のようになります。...
shigeokumata
2025年2月11日読了時間: 2分


デジタルツインについて
近年、製造業においても、デジタルツイン(Digital Twin;デジタル空間の双子)の活用が進んでおり、よく展示会などでも紹介されています。デジタルツインにより場所に縛られない高精度でリアルタイムなシミュレーションを実現することにより、様々なメリットをもたらす可能性がある...
shigeokumata
2024年12月29日読了時間: 3分


プロセス産業とは
製造業には、異なる2つのタイプの生産現場が存在すると言われています。 (1)組み立て型:組み立てと加工をメインとする製造 自動車、家電製品、造船など (2)プロセス型:連続して材料を流し製品化する製造 石油精製、鉄鋼、半導体など 上の(...
shigeokumata
2024年12月7日読了時間: 1分


マシンテンディングとは
ロボットによる自動化を推進する中で、よく マシンテンディング(machine-tending)という言葉を耳にします。 このマシンテンディングとは、加工機へのワークの着脱やドアの開閉などの作業をオペレーターが行うことです。...
shigeokumata
2024年11月6日読了時間: 1分


切削加工のQC工程表
切削加工工程で作成するQC工程表(cutting QC )についてコメントします。 一般的にQC工程表は、製品や部品の加工工程における品質を管理するための重要なツールです。 切削加工工程のQC工程表についても、基本的には組立て工程のQC工程表と同様な考え方で作成することが...
shigeokumata
2024年10月8日読了時間: 2分


視覚検査によるFP(ポカヨケ)
昨今、視覚検査の価格が著しく低下し、性能面や使いやすさにおいても導入に対するハードルが低くなってきており、以前、紹介したFP(ポカヨケ)を設置するためにあれこれ検討する時間を考えると、(FPを維持管理する仕組み作りへの対応も含めて)単純に視覚検査を導入する方が得策な場合が多...
shigeokumata
2024年9月11日読了時間: 2分


はんだ付け不良低減
はんだ付け工程(Soldering)(ここでは手はんだ付けを取り上げます)で発生する不良に対する、一般的な不良低減の進め方についてコメントします。(Soldering Defect Reduction) はんだ付け工程(特に手はんだ付け)は作業者のスキルに依存する部分が多...
shigeokumata
2024年9月6日読了時間: 2分


MVPについて
以前、新しいプロジェクトや製品開発等における重要なステップとして、 PoC (Proof of Concept ; 概念実証)について解説しました。このPoCと類似した進め方としてMVP(Minimum Viable Product ; 実用最小限の製品)があります。...
shigeokumata
2024年9月3日読了時間: 2分


生産技術者のスキルとは
様々な分野においてスキル管理が重要視されている現在、生産技術者として必要なスキル(Production Engineer Skills)とはどのようなものかについて簡単にまとめてみることにしました。 一般的にスキルとは、ある一つの分野の業務を実施するうえで必要な知識と、(...
shigeokumata
2024年9月2日読了時間: 2分


溶接不良低減
溶接工程(Welding)(ここでは抵抗溶接(プロジェクション溶接)を取り上げます)で発生する不良に対する、一般的な不良低減の進め方についてコメントします。(Welding Defect Reduction) ここでの不良対象としては、作業者のスキル不足が主要因となる...
shigeokumata
2024年8月18日読了時間: 2分


生産性向上について
製造業において盛んにおこなわれている生産性向上(Increased productivity)についてコメントします。 生産性向上とは、端的に言えば、インプット(企業の投資)に対するアウトプット(成果)の比率を増やすことです。つまり、投資することにより生み出せた成果が生産性...
shigeokumata
2024年8月3日読了時間: 2分


販路開拓活動プロ
製造業の中で生産技術部署が中心となって推進させるべき生産技術関連のプロジェクト(PE‐Projects)には様々なものがありますが、その中の一つに「販路開拓プロジェクト(Market development project)」があります。 【支援内容】...
shigeokumata
2024年8月1日読了時間: 2分


Ag焼結接合とは
Ag焼結接合技術(Ag sintering technology)は、次世代のパワー半導体接合技術として現在、注目されています。 この技術は、高耐熱性と高放熱性を持つAg(銀)粒子を用いて異種材料を接合する方法です。 具体的には、以下のような特徴があります。(以下、ネット情...
shigeokumata
2024年7月12日読了時間: 1分


AM(積層造形)とは
AM(Additive Manufacturing;アディティブマニュファクチャリング;積層造形技術) についてコメントします。(ネット情報から引用) 現在、さまざまな業界で積層造形技術による製品が注目されており、設備本体や材料粉末など、アディティブマニュファクチャリングに...
shigeokumata
2024年7月12日読了時間: 2分


モータコア積層技術について
EV用モータ等で注目されているモータの核となるモータコアの積層化技術(Motor core lamination technology)についてコメントします。 モーターコアを積層する理由は、絶縁した板を積層しなければモーターとして成り立たないためです。積層しない場合、渦...
shigeokumata
2024年7月11日読了時間: 2分


EVインバーター
EV(電気自動車)が身近になってくるとともに、EVの電力系統を制御するEVインバーター(EV Inverter)という言葉を耳にする機会が増えてきました。 電気自動車におけるインバータは、バッテリーから供給される直流電力(DC)を交流電力(AC)へ変換する装置です。これは、...
shigeokumata
2024年6月18日読了時間: 2分


ヒュージング不良低減
ヒュージング工程((Fusing))で発生する不良に対する、一般的な不良低減の進め方についてコメントします。(Fusing Defect Reduction) ここでの不良対象としては、作業者のスキル不足が主要因となるものは対象外とします。...
shigeokumata
2024年6月10日読了時間: 2分
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