代用管理項目について
- shigeokumata
- 2 日前
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QC工程表等の管理項目として、よくこの代用管理項目が使用されることがあります。
今回はこの代用管理項目(Substitute control items)についてコメントします。
品質管理において、この代用管理項目とは、直接測定が困難な場合に、同等または近似の評価として用いる他の品質特性を指します。これらの特性は、要求される品質特性を直接測定するのではなく、代わりに測定される特性であり、品質特性の数値化が可能です。代用特性の例としては、溶接強度を保証するために超音波探傷試験でエコー高さや透過パルス高さの測定結果を用いることなどが挙げられます。
QC工程表で管理項目を決める際に、この代用管理項目を設定するという場面がしばしばあります。特に重要特性として、破壊特性が謳われている場合(溶接強度、はんだ付け強度等)等、全数保証が困難な特性項目の場合は、この代用管理項目の設定により、全数保証に近い保証が可能となり、適切な品質保証体制を確立させるのに威力を発揮します。
代用管理項目は、品質特性間の因果関係を把握し、変化の兆候に対する先手を打つことで不具合の未然防止が可能となります。また、品質管理の基本的な活動方針として、原因に対して手を打つことが挙げられます。例えば、対象となる加工内容のメカニズムを明確にすることにより、その要因系(加工条件)を押さえるという考え方も取り入れて、代用管理の内容を明確にしていくというようなやり方も考えられるわけです。
これらの全数保証体制の構築を、代用管理項目を設定することにより導き出すという進め方について、個別の加工技術毎にお手伝いすることが、当方のコンサルティング対象となります。




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