現在、当生産技術コンサルティング事業において、NCルータを扱っている企業との関係があるため、NCルータについて、若干ご紹介することにしました。
NCルータ(NC Router)とは、NC制御のルータ・マシンのことです。
ここで、NCは「Numerical Control(数値制御)」の略であり、ルータとはネットワーク機器のルータではなく、工具としての「くり抜き機」の意味です。
ルータはもともとは家具、楽器やスピーカ・ボックスなど木材を刳り貫くために作られた機械ですが、現在では自動車のモデル(型)加工や、航空機の部品加工など、主に鉄よりも軽い素材を切削加工する用途に用いられているものです。
一般的にルータ加工は平面の被加工物を外周部に切れ刃を有するルータエンドミルという回転切削工具でX/Yの横軸方向に移動させることで外形加工をすることであり、典型的な例としてプリント基板の製造工程について説明すると、主に、
①多層基板の積層プレス後の不要の部分を除去する外形(トリミング)加工
②一枚の大きな基板から、多面取りのため同時に製造された複数の回路基板の輪郭を切り離す外形加工
③基板の回路上にスリット(または長穴)を加工
④基板の回路上に座繰り加工やドリルでは困難な形状の加工
などに使われてきました。
NCルータは、ルータ加工の進化形である切削加工で使用され、近年特に注目を集めているものです。
NCルータが可能な切削加工としては・・・
①旋削加工
旋削加工は回転しながら素材を削り、加工していく方法です。主に円筒部品の加工に適しています。削り方は様々な種類があり、削り方によって加工後の製品の外周が変化します。
加工方法としての歴史は深く、様々な素材の加工に利用されている加工方式です。
②フライス削り
フライス削りは旋削加工と異なり、四角型の製品の加工に適しています。工具を回転させながら素材を削っていくため、平面加工はもちろん、側面や段差に溝を掘るといった加工を行うことが可能です。
③中ぐり
中ぐりは別名ボーリング加工と呼ばれ、ドリルよりも直径が大きな穴を開ける際の加工や、荒い穴の仕上げ加工に用いられます。外側ではなく、内側を加工するのに適しており、精密さを求められる加工に使用します。
④穴あけ・ねじ立て・リーマ仕上げ
穴あけの際に必要となる、ねじ立てやリーマ仕上げ加工もNCルータでは行うことが可能です。ボルトを設置する穴や軸受の穴、さらには位置決め用の穴など、様々な穴を開けたのち、穴の表面を綺麗にするための仕上げもまとめて行うことが可能です。
等があげられます。(以上、NCルーターに関するネット情報を引用しました。)
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