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超音波溶着加工について

更新日:2023年2月5日

超音波溶着加工(Ultrasonic Welding)は組立加工の一種で、樹脂部品どうしを(必要部分を)溶着・固定させる工法です。主に樹脂部品どうしの固定と気密性確保を目的として採用される工法であり、超音波振動するホーンという工具を押し当て、樹脂どうしの圧接部分のみを溶着させる設計となっています。

主要な加工条件としては、振動子(ホーン)の発振振幅、加圧力、加圧時間であり、出来映え評価としては、溶着強度、気密性(溶着状態)を確認する必要があります。超音波振動が部品各部に伝わるため、意図しない部分の溶着や、クラック等、注意する必要があります。


この超音波溶着加工における 条件設定(ホーン選定、振幅、加圧力、加圧時間等)の進め方、評価確認の仕方等、工程設計全般がコンサルティング対象となります。




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