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アラミド繊維について

 アラミド(英語: aramid, Aramid fiber)とは、芳香族ポリアミド系樹脂の総称で、高い耐熱性と切断・摩耗などに強い性質を持つ合成繊維です。


 アラミド繊維は、ナイロンと同じポリアミド系ですが、ナイロンが脂肪族構造なのに対し、アラミドは芳香族構造を持つため、より高い耐熱性・強度を実現しています。


 アラミド繊維は、芳香族ポリアミド(アラミド)から作られる高機能繊維で、耐熱性・高強度・難燃性に優れることが最大の特徴です。特に メタ系(耐熱) と パラ系(高強度) の2種類があり、その用途が大きく異なります。


 アラミド繊維の主な特徴は、下記のようになります。

 ・高耐熱性:400℃でも分解しない(メタ系)

 ・高強度・高弾性率:鋼鉄の約7倍の引張強度(パラ系)

 ・難燃性:LOI値29〜32(メタ系)

 ・軽量:比重約1.4前後で軽い

 ・耐薬品性・耐摩耗性が高い


 アラミド繊維の主な用途は、下記のようになります。

 ・警察などが着用する防弾チョッキ・防刃手袋(高強度)(パラ系)

 ・消防士用の消防服・防火服(難燃性)(メタ系)

 ・石綿の代わり(メタ系)

 ・船体の補強や縄(パラ系)

 ・スマホケース(軽量・強度)(パラ系)

 ・自転車タイヤ・ブレーキパッド(耐摩耗性)

 ・光ファイバーケーブル補強材(パラ系)

 ・航空宇宙用途(火星探査機パーセヴェランスのコード)


 一方、アラミド繊維の欠点としては、以下の項目が挙げられます。

 ・紫外線に弱い(劣化・変色)

 ・アルカリに弱い(洗濯時は中性洗剤推奨)

 ・染色性が悪い(原着糸が使われることも)


 アラミド繊維は、「軽い・強い・燃えにくい」という特性を併せ持つ、まさにスーパー繊維です。 産業資材から防護服、宇宙開発まで幅広く使われています。






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