ロール成形について

 ロール成形(Roll Forming)は、ソロバンの駒の形状に似た金型で、素材を挟みながら送り出す成形加工です。連続的に曲げ加工を施すので、生産性、精度安定性が良好な加工方法といえます。素材は前工程で短冊状に加工した細長い平板を(時には、コイル状に巻かれたものを直接)使用することで、細長い一定断面の成形が可能となります。正式には冷間ロール成形と呼びますが、ここでは単にロール成形として説明します。(当事業にてコンサルティングを行っているお客様が専門としている加工技術のご紹介も兼ねて、今回、取り上げさせていただきます。)


(以下、ネット情報からの引用です。)

 ロール成形は簡単に言えば「沢山の金型を一列に並べ、長いコイル状の素材をその金型に順々に通しながら成型していく工法」です。ロール成形工法で製作された製品の特徴は製品の精度が高いということです。ねじれ、反り、曲がり等の誤差は、部材の長さの1000分の1(1mに対して1mm以内)におさえることが可能です。プレス加工やベンダー加工に比べ、曲げ個所のエッジが鋭く加工できるので製品にシャープな印象を与えます。プレス加工やベンダー加工では不可能な複雑な形状の成型も可能となります。

 ロール成形工法で製作された製品の欠点としては、切断すると「スプリングバック」が起こることです。(前工程で短冊状に加工した細長い平板を使用する場合は対象外です。)「スプリングバック」とは、その名の通り「バネ戻り」であり、切断された切り口の片方が少し開く形となり、形状にもよりますが、約10数回~20数回に渡り少しずつ曲げていくのですが、いわば長い平らなコイルは、金型による曲げだけでなく、先に曲げられた手前のコイルに引っ張られるようにも曲がっていくので、その先に曲がっている部分が切断により無くなると、少し角度が戻るということです。

(但し、密着した箇所は、さらに工程を加え形状を安定させていますので「スプリングバック」は、ほとんど起こりません。)


 このロール成形加工については、各社独自の専門性の高い技術が導入・展開されていると思われますので技術支援対象とはなりませんが、発展的な改善(他技術と関連させた応用展開、生産性向上(作業性、自動化等)、品質向上(PFMEA対応、不具合対策等))について、助言できる部分があれば コンサルティング対象とさせていただきます。




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