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ロボットハンドの種類②

更新日:8月1日

 以前、ロボットハンドの種類①でグリッパーの駆動源の種類として2種類紹介しましたが、今回は、そのピッキング方法としてのロボットハンドの種類(②)を紹介します。

                            (ネット情報使用)


 ロボットハンドは製造や物流の現場で人間の手の代わりとなるロボット部品です。エンドエフェクタまたはグリッパーとも呼ばれています。


 産業用ロボットの一種で、ロボットアームの先端に取り付けられ、人間の手のような動きをします。ロボットハンドはつかむ、回すなどのハンドリング操作を得意とし、プログラムで制御されています。


ピッキング方法として、さまざまな種類がありますが、主なものは以下の4つとなります。す。


①把持型ロボットハンド(グリッパー):

 複数の指を持ち、人間の手のような形状をしたものです。

2~4本の指を持つ把持型ロボットハンドは、多指ハンドとも呼ばれます。

多指タイプは強力な握力があり、つかんだワークを安定して正確に掴むことができます。

電動型と空気圧型の2種類に分かれます。(ロボットハンドの種類①で説明)


②吸着型ロボットハンド:

 ロボットハンドの先端部分にワークを吸着させるタイプです。

吸着する仕組みによって真空型と磁力型に分類されます。

物体形状や環境への適応性に優れ、物体認識精度が低くても物体ハンドリングが行えます。


③ラバーアクチュエーター型ロボットハンド(ソフトロボットハンド):

 指の部分にゴムの人工筋肉を入れたもので、人の手のような器用さと柔軟性を持っています。多様なワークを汎用的に掴むことに向いており、食品や医薬品など繊細なワークにも適しています。(以前、展示会情報「第9回名古屋ものづくりワールド」で解説)


④特化型ロボットハンド:

 作業内容や目的に応じて、工具やカメラをそのまま装着した特化型のロボットハンドもあります。ロボットハンドの設計や選定は、作業内容やワークに合わせて慎重に行う必要があります。 ソフトロボットハンドの利用も期待されており、高度な把持と汎用性の両立が可能です。


(参考ブログ)





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