製造業の中で生産技術部署が中心となって推進させるべき生産技術関連のプロジェクト(PE‐Projects)には様々なものがありますが、その中の一つに「店じまい活動プロジェクト」(Retirement Projects)があります。これは、以前、ブログ「店じまい活動」としても一部、ご紹介しています。
【店じまい活動プロジェクト】
●目的
製品にも寿命があります、もちろんそれを流動させるラインもいつかは低負荷ラインとなり、そしていつかは廃却される運命です。一方、工場にとっては新設ラインの場所明けの必要性からもそれら(低負荷ライン)が重荷となります。それに対応する活動として「店じまい活動プロジェクト」があります。生産技術はそのプロジェクトの中心的存在となりうるため、推進リーダーを担う業務という位置づけになります。(一見地味な活動ですが、変化の激しい企業にとっては必要不可欠な活動となります。)
●プロジェクトの推進単位
基本は工場単位であるが、必要に応じ、製品群、ライン群単位で実施
●期間・頻度・場所
・期間;通常2年間程度 対象ラインの流動年数、一括生産等の対応年数等により、期間は前後する。
・頻度;基本は 1回/月
・場所;当該工場
●進め方
・メンバー、推進リーダー;生産技術(議事;生産技術)
MUST参加;生技、生管、生産、品保
WANT参加;保全、検査(部品検査、製品検査)、企画他
・会議方法;工場でのリアル会議
・会議テーマ;店じまい活動に関わる各部署進捗確認、一括生産、設備廃却等、各種決済課題を上申するための宿題の進捗確認 等
上記、「店じまい活動プロジェクト」のあり方・進め方に対する支援・指導がコンサルティング対象となります。
(参考ブログ)
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