自社の製造工場での加工工程は様々あると思われる。例えば、種々の組立加工や、切削加工、成形加工、プレス加工、ダイキャスト加工等々、加工種類ごとに、ある決められた加工条件を良しとして流動されている。
しかし、その加工条件が最適条件であるという根拠が明確になっており、その設定経緯等の記録がしっかり残されているかというと、それに答えられる工程は実際には少ないのではないでしょうか。
加工工程種類ごとに、従来技術をまとめた裏付けのある加工条件設定の方法、まとめ方、記録の仕方を明確にすることは重要であると思われる。(条件設定の効率化、技術者の理解度向上、関係者への説得材料、後任者への引継ぎ、不良発生時の検討の拠り所等の意味からも・・)
それらの方法を「仮称;加工条件設定マニュアル(Processing Condition Settings)」として、自社の加工工程の特長にあった形で、(自社独自の項目がたくさんあっても良い。)基準化しておくべきである。
このようなマニュアル作成について、推進支援・指導をおこなうことがコンサルティング対象となります。
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