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金属3Dプリンターの現状

更新日:2023年9月30日

 以前、3Dプリンターについて のブログで 3Dプリンターの概要について言及しましたが、今回は、金属加工専用の金属3Dプリンターの現状について簡単にコメントしたいと思います。金属3Dプリンターについては、近年、その進化が目覚ましく、多くの金属3Dプリンターを取り扱う専門メーカーが現れてきているのが実態です。


 金属3Dプリンター(金属粉末積層法 Metal Additive Manufacturing )とは、金属の粉末にレーザー、ビームなどで溶融させて積み上げていく金属加工方法をいいます。正式には金属粉末積層造形機と言いますが、一般的には金属3Dプリンターと表現しています。


 金属3Dプリンターは、現在、積層ピッチは0.03~0.05ほどであり、新たな加工方法として注目されています。使用する金属材質はマルエージング鋼、純チタン、インコネル、アルミニウム、ステンレスなどがあります。


 金属3Dプリンターは、現時点、大量生産は出来ないため、多品種少量、または一品一様生産に用いられ、その多くは試作開発品が占めます。しかし、3次元冷却水管を配置した金型への応用などにも用いられ、成形サイクルタイムの向上や品質向上のための、新たな工法としても注目を集めています。


 金属3Dプリンター加工の手順として、まず、製品の3次元CADデータをスライスし、薄板を重ね合わせたようなものを製造の元データとして作成し(スライスデータ)、それに粉体材料を積層して試作品を作成していきます。これにより、複雑なデザインの試作品の製造も可能であることが特徴となっております。


 金属3Dプリンターで使われるサポート部分というのは、パウダーの上にパーツを生成する時に形状を支持するためのものであり、また、パーツの変形を防ぐ、熱伝導性を向上させる、アンダーカット部を支える等も合わせもったものとして、必要となるものです。


 また、金属3Dプリンターは基準プレートと呼ばれる金属の板に溶けた金属を溶着させながら積層していく技術ですが、現状では30mm程度の厚みの基準プレートを使用し、造形後にはまたフライス加工して再利用しています。


(参考ブログ)





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