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第37回 ネプコンジャパン【東京】確認結果

更新日:10月4日

 先日(1月26日)、第37回 ネプコンジャパン【東京ビックサイト】(1月25日、26日、27日の3日間、東京ビックサイト にて開催)に参加したので、その状況についてコメントします。

生産技術、工場管理として、実務に活用する上で参考となりそうなものについて数例をピックアップして列挙します。(順不同)


(1)実装機

  ネプコンジャパンでは定評のある実装機がいくつか展示されていた、現在では0201チップ実装は当たり前の世界となっており、そのための様々な工夫も読み取れた。(実装前の基盤の歪確認等)チップ実装スピードも115,000CPHという驚異的なスピードでの実装機も展示されていた。


(2)IHはんだ   最新のはんだ付け技術として、IHはんだが目を引いていた。非接触で被はんだ付け部品(リード部)のみを発熱させることができ、はんだ付けとしては理想的な形で対応できる。ポイントごとに予熱・加熱・後熱設定も可能である。はんだごてのようなクリーニングも不要、こて交換というような部品交換も不要であり低ランニングコストとなる。実用化に向けては、様々な課題はあると思われるが、メリットも多く、新技術としての価値は十分にあると思われる。


(3)3Dプリンター

  3Dプリンターの進化も著しい。熱溶解積層法のもので1m近い大きさの加工が可能(±

0.2mm)、インクジェット式で最小積層厚0.014mmと滑らかな表面を持ったリアルな造形が可能となっている。その他、使用材料としても高耐久性、高強度、エラストマーについても可能となってきており、ものによっては射出成形レベルの品質も確保可能。(表面粗さ:2μmRa、公差:±25μm等)


(4)プラズマ処理

  各種加工工程の前処理として、クリーニングや表面改質を目的としたプラズマ処理は一般化しているが、その処理能力を見える化するためのプラズマインジケータが展示されていた。ラベル状のシートにプラズマを照射し、色調、ムラを目視判断するものであり、実際のラインでの管理ツールとして活用できるものと思われる。


(5)ロボットハンド

  ロボットハンドとして、ヤモリが滑りやすい表面(時には天井面)を簡単に移動するメカニズムを応用した生体模倣工学式グリッパーが展示されていた。対象物との接触面積を最大限に広く持ち分子間力で吸着するものであり、静音、接着跡が残らない、繊細・微小ワーク対応等のメリットが多く、様々な用途に活用できる可能性を秘めている。


(6)摩擦圧接機

  昔からエアバックインフレータ等の最終加工に使用されていた摩擦圧接機(60年以上の歴史のある加工法)が様々な加工に利用されている例を確認できた。異種金属・非金属の圧接可能な組合せ表も細かく提供されており、その用途の広がりの可能性を確認することができた。摩擦圧接加工のメリットは何といっても、熱源となるエネルギーが不要(回転や圧接のエネルギーは必要)ということであり、環境にも優しい加工技術である。


(7)ドライアイス洗浄

  ドライアイス(CO2)を利用した洗浄は、洗浄対象へのダメージもなく、水分も残らない理想的な精密洗浄方式として展示されていた。ここで使用するCO2は廃棄物を有効活用するものであり、地球環境にも優しいものであるとのことです。

                                    以上 



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