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IHはんだ付けについて

 最新のはんだ付け技術としてIHはんだ付け(IH soldering)があります。(ここで、IHは、 induction heating;誘導加熱のことです。誘導加熱は電磁誘導の原理を利用して、金属などを加熱することです。)


 IHはんだ付けのキモとなる誘導加熱では、周波数の選定が極めて大切となり、加熱効率ひいてはその経済性に大きな影響を与えます。 被加熱物が小さいほど高い周波数が、また、被加熱物が大きい場合には比較的低い周波数が必要となります。これらの要素が条件設定面でも考慮すべき内容であり、被はんだ付け物毎に事前検討が必要となります。


 最近の展示会においても、最新のはんだ付け技術として、IHはんだ付けが目を引いていました。非接触で被はんだ付け部品(リード部)のみを発熱させることができ、はんだ付けとしては理想的な形で対応(本来のはんだ付けは被はんだ付け部品の熱ではんだを溶かすことが理想であるという意味で・・)できることが魅力です。はんだ付け条件面においても、はんだポイントごとに予熱・加熱・後熱設定も可能となります。また、はんだごてのようなクリーニングも不要となり、こて交換というような部品交換も不要となり、低ランニングコストとなります。


 一方、実用化に向けては、様々な課題(はんだの供給・はんだ付け姿勢への制約、はんだ付け部のスペース確保等、製品設計段階からIHはんだ付けを想定した構造の検討が必要・・等)はあると思われますが、メリットも多く、新技術としての価値は十分にあると思われます。


 以上のように、このIHはんだ付けについては、製品設計DR段階からIHはんだ付けの構造検討も含めた進め方、具現化への支援を生産技術コンサルティング対象としたいと考えます。




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