第38回 ものづくりワールド 東京
- shigeokumata
- 5 日前
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先日(7月3日)、第38回ものづくりワールド東京(7月1日、2日、3日 東京ビックサイトにて開催)に参加したので、その状況についてコメントします。
展示品の中で、生産技術コンサルタントとして、また、現在実施している展示会のテクニカルアドバイザーの目的に対し、参考となりそうなものについて列挙します。(順不同)
①精密拡散接合
精密拡散接合は、母材を密着させ、母材の融点以下の温度で塑性変形を最小限に抑えながら加圧し、接合面間で原子が拡散することで接合を実現する方法。
接合の過程は以下のようになります。
1.母材同士を加圧して密着させる。この時点では、表面の微細な凹凸や酸化皮膜により接触は部分的です。
2.加熱によりクリープ変形が進み、接触面積が増加します。次に、皮膜が破壊され、原子拡散が開始されます。
3.この原子拡散により空隙が減少し、結晶粒が接合界面を超えて成長し、最終的に母材と同等の強度を持つ接合が形成される。 という内容です。
この拡散接合を使ったものとしては、中空構造品、経時変化対策品、放熱対策品等への使用用途例があります。
②内径摩擦圧接
内径摩擦圧接は、摩擦圧接工法の一つで、特に円管同士の接合の場合に行われます。
パイプ材内径と軸部材外径で接合し大幅に材料コストを低減させた例などが紹介されていました。
もともと摩擦圧接は、溶接のような溶融状態を経ないため、熱影響層が小さく、母材の特性を損なわずに接合できる点が大きな利点です。また、摩擦圧接は、低コスト化、軽量化、環境負荷低減などに大きく貢献します。
③重力鋳造法
重力鋳造法は、溶かした金属を金型に注ぐ際に外部圧力を加えず、重力のみを利用する鋳造法です。金型は通常上方に開口しており、溶湯を上から注ぎ下方へ徐々に充填します。この方法は「グラヴィティ鋳造」とも呼ばれ、砂型鋳造とは異なり、繰り返し使用可能な金型(永久型)を用いることで連続生産が可能です 。
重力鋳造法の主な特徴は、下記のようになります。
●複雑形状への対応:
中子(砂中子やシェル中子)を使用できるため、空洞や細かい凹凸を持つ製品も成形可能です。
●高気密性:
圧力をかけずにゆっくり流し込むため、空気巻き込みが少なく、内部品質の高い鋳物が得られます。
●設備コストの低さ:
高圧鋳造に比べて大型設備を必要とせず、比較的少ない初期投資で導入可能です。
●生産性:
圧力をかけないため、ダイカストなどの高圧鋳造に比べて生産速度はやや低めです。
以下は、項目のみの紹介となります。
④4mの継ぎ目なし切削
⑤金属ベローズ(4層ベローズ)
⑥異素材接合技術(金属パーツにセラミック等)




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