FSWについて

最終更新: 4月28日

金属部品どうしの接触部を溶融・固定させる目的の溶接加工の一つにFSW(Friction Stir Welding)があります。

FSW(Friction Stir Welding;摩擦撹拌接合)は、中心に突起のあるStir Rod あるいはツールと呼ばれる硬質の丸棒を回転させながら、接合部材に進入させ、摩擦熱を接合部材に与えて接合させる溶接方法です。

アーク溶接等の溶融溶接と比較し、①固相接合である。②接合に伴う変形がないか、もしくは極めて小さい。③シールドガスが不要である。④作業者の熟練が不要である。(→自動化が比較的容易)⑤高速接合が可能となる。等のメリットが多い。

その反面、①3次曲面の加工が困難、②接合部終端にツール穴が残る、③接合部材は軽金属が主流である等のデメリットは若干残る。

接合条件としては、ツール形状、ツール進入位置、ツール回転数、接合速度、継手間隔(極小)、部材拘束の必要性などがあげられる。

このFSW工法については、上記のように従来の(アーク溶接等の)溶融溶接と比較し、メリットが多く、そのメリットがいかせる分野への展開の可能性が高いため、各社対応製品への適用の方向性検討等が、コンサルティング対象となります。

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