BCPについて

更新日:9月22日

BCP(Business Continuity Plan;事業継続計画)は、災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画のことです。

生産技術、工場管理の業務にも密接に関係することであり、確認しておくべき内容なので、今回整理することにしました。

一般的なBCP策定手順は下記のようになっています。


【BCP策定手順】

①基本方針の立案

 ・人命(従業員・顧客)の安全を守る。

 ・自社の経営を維持する。

 ・顧客からの信用を守る。

 ・供給責任を果たし、従業員の雇用を守る。

 ・地域経済の活力を守る。

 の内容を基本とし、プラス「同業者はできなくても、我が社はできる」というものがあればさらに良いといわれています。


②中核事業・重要業務の検討

 中核事業とは、災害発生時に限られた経営資源で自社が存続するために最も重要な事業であり、その中核事業に必要な重要業務を実施するために、やることとやらないことを整理しておくことが重要です。

例えば、経営資源(人、物、金、情報等)のそれぞれの項目に対し、「人」;多能工化推進、「物」;代替案検討、「金」;災害時の運転資金の把握、「情報」;クラウド保存等々


③被害状況の確認

 地震、津波、洪水、土砂崩れ等に合わせたハザードマップの確認、及び、災害による様々な影響(人員、建物、設備、資金繰り、情報等)を想定する。


④事前対策の実施

 ③の災害による影響想定を踏まえ、経営資源(人、物、金、情報等)のそれぞれの項目に対し、「人」;安否確認ルール、避難計画、防災備蓄準備、「物」;設備固定、代替方法対策、「金」;災害時の運転資金の調達、「情報」;重要情報機器の備蓄、重要データの保管、情報収集・発信手段の確保等々


⑤緊急時の体制の整備

 初動対応として、避難誘導、安否確認、二次災害防止等の体制整備  等々


以上の内容を見ると、生産技術、工場管理の面からも事前検討、準備すべき項目は多く、それらに対する具体的な実施内容についての、指導・支援が生産技術コンサルティング対象となります。




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