稼働率向上活動について

生産ライン、生産設備の稼働状況は、製造会社にとって日々の関心事であり、常にその稼働率について、維持・向上活動が行われていると思います。

(参考に、稼動率に対し、可動率という言葉があるので、その違いを簡単に説明します。

稼働率は一日の定時間に対してその日何時間その設備を使って物を造ったかの割合を言い、

可動率は設備を動かしたいときに、正常に動いてくれる状態の割合を言います。

稼働率は売れ行きによって決まるため、100%でなくてもよいこともあれば、100%を越えることもあるのに対し、可動率は常に100%が目標となります。

どちらにしても、設備の生産性を上げるための改善活動は重要であり、ここでは稼働率向上活動として説明しています。)

稼働率は一般的に、(実際に生産された量)/(通常に生産できる量(生産能力))で計算されます。

稼働率を阻害する要因として、一般的に下記の様な悪化要因があげられており、これらの要因を細かく分析し、改善していくことが稼働率向上活動に結び付くこととなります。

【稼働率を悪化させる要因】 

①故障ロス(ドカ停);設備の故障による稼働率の悪化

②チョコ停;部品が詰まったなど、設備のちょっとしたトラブルによる稼働率の悪化

③段取り替え;流動製品を切り替えることによる稼働率の悪化

④立ち上がりロス;設備を起動させる際の時間的なロスによる稼働率の悪化

⑤速度低下ロス;設備の動作スピードや作業者の作業スピードが遅くなることによる稼働率の悪化

⑥不良ロス;不良品や部品の不具合発生による稼働率の悪化

⑦部品ロス;製造に必要な部品が予定通り入庫されないことによる稼働率の悪化(物流トラブルなど)

⑧ネック工程ロス;前工程の生産が終了するまで待機するなど、ネックとなる工程に影響を受けて稼働率が悪化


                         (一部インターネット検索・抜粋)


以上、稼働率向上活動にたいし、その進め方、実行推進等に関わる 支援・指導が コンサルティング対象となります。

1回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

ベンチマーキングについて

ベンチマーキング(Benchmarking)とは「国や企業等が製品、サービス、プロセス、慣行を継続的に測定し、優れた競合他社やその他の優良企業のパフォーマンスと比較・分析する活動」を意味しますが、新製品開発、技術革新を行う際の一つの方策として、このベンチマーキングは有効であり、又、継続的な生産技術力向上、コストダウン・品質向上活動においても非常に効果的な手段であるといえます。(ティアダウン(Tea

ジャストインタイムについて

ジャストインタイム(JIT;Just In Time)は、生産過程において、各工程に必要な物を、必要な時に、必要な量だけ供給することで在庫(あるいは経費)を徹底的に減らして生産活動を行う技術体系(生産技術)をいいます。 生産技術の工程設計業務を遂行する際、このジャストインタイムを具現化するためには、①停滞をなくす(リードタイム短縮)、②早く造りすぎない(タクトタイム生産)、③余分に造りすぎない(小

管理点設定について

管理点設定業務は工程設計業務の中の、QC工程表(工程管理表、工程管理明細書等)を作成する中で、各工程でどのような内容の管理を行うかを決定し、抜けなく記載するという仕事です。 管理点としては、大きく条件設定(INPUT)項目と出映え確認(OUTPUT)項目に分けられます。つまり対象工程においてどんな条件で加工するかを決めることと、その加工した結果をどんな形で確認評価するかを決める必要があります。 例