巻鉸めについて

更新日:9月20日

巻鉸めは、鉸め加工の一種であり、巻き鉸めパンチにより、外周につばを持つ製品(部品)を内側に丸く塑性変形させておこなう鉸めです。鉸め形状は円形(上から見てドーナツリング状)で整った形をしており、外観的に見栄えが良いのが特長です。特に全周均一な鉸めは「全周巻き鉸め」と称されることもあります。この鉸めによる固定は多くの場合、保持力を期待するというより、抜け止めとしての冗長的な意味合いが強いのが一般です。

(圧入固定した部品どうしをさらに巻き鉸めで抜け止めしておくというイメージ)


加工条件としては、巻き鉸めするためのパンチの形状(R形状)をどうするかが重要であり、加圧力、加圧スピード等が関係します。又、鉸め寸法(鉸め部高さ)を確保するためにストッパー(治具ストッパー)を設けて行います。出来映え確認としては、鉸め寸法(鉸め部高さ、外径、幅等)、外観(表面亀裂、しわ等)、鉸め強度(抜き取り)、鉸め断面(抜き取り)等の項目があります。又、安定した鉸め形状を維持するためには、パンチの面粗度、形状変化に対するメンテナンスが重要な要素(定期確認)となっているのも、この鉸めの特徴です。


この巻鉸め工程に対しては、上記のような工程設計上の検討内容がコンサルティング対象となります。





1回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示