ベアリングについて

更新日:6月16日

ベアリングは様々な機械の回転部分に使用されています。機械の中の固定部と回転部の間にあって、回転部を支える機械部品が軸受けです。軸受けは一般的に「すべり軸受」と「転がり軸受」(ベアリング)に大別されます。「すべり軸受」は「ブッシュ」とも呼ばれ、「ベアリング」に含まれないため、ここでは主に転がり軸受(ベアリング)について説明します。

ベアリングは主に内輪、外輪、転動体、保持器で構成されます。内輪と外輪との間に転動体が配置され、転動体が互いに接触しないように、保持器によって一定の間隔を保ちながら円滑な転がり運動をさせるような構造になっています。

ベアリングは、また、ラジアル荷重を支持するラジアル軸受けとアキシャル荷重を支持するスラスト軸受けに大別されます。

一方、転動体に玉を用いるか、ころを用いるかでも玉軸受けところ軸受けに分けることができます。接触理論から見れば、玉軸受けは点接触、ころ軸受けは線接触となり、その使用用途にも大きく影響することになります。

また、ベアリングを使用する上で、潤滑は重要です。各種潤滑油の供給やグリースを使用しています。(ベアリングの潤滑の8割はグリース潤滑と言われています。)この潤滑がベアリングの寿命を大きく左右することになります。


(予知保全との関係)

 上記のようにベアリングはその位置付けや構造から見て、機械の重要な要素であり、機械故障発生に影響を与える重要な部品であることがわかります。近年話題となっているAIを活用したIoTによる予知保全の可能性もこのベアリングから発せられる信号が重要な情報の一つであると考えられます。ベアリングからの異常音の検出及び分析がそのヒントを与えてくれるかもしれません。


以上のように存在は古くても、(これからの開発課題が多く潜んでいるという意味で)新しいベアリングという要素技術には、IoT等に関係する新たな技術革新の分野が広がっています。

ベアリングに関係する機械の予知保全を含めた課題解決の方向性指針等が、生産技術コンサルティング対象となります。




閲覧数:1回0件のコメント

最新記事

すべて表示